2014年上半期まとめ: 後編

たけうっちー.....たけうっちー.....

もう竹内アナ、可愛すぎてたまりません。もう、たまりません。なんでしょう、この気持ち、もうですね。夏も過ぎたこの頃合いに春がやってきました。
艦これやラブライブモバマス、あるいはAKB48やでんぱ組inc.など、多様に我々を惹きつける市場が存在するわけですが、まさか女子アナにハマるとは…

たけうっちーは28歳で、その割にまだまだキュートなところを前面に押し出しているわけですが、ふと見せる素の顔や真顔にとてつもない色気があるんですね。
W杯を見るために先日までテレビを常置していたのですが、ふと「報道ステーション SUNDAY」でたけうっちーを見たとき、衝撃が走ったんですね。

「誰だこの美人さんは!!」と。すぐに検索してたけうっちーだと判明。久々に見たもので誰かわかりませんでしたが、以前のMステの進行をしていましたね。
もうそっからどんどんどんどんハマっていっちゃって。テレビに手を振って「キャー!!」とか言ったの、ラルク以来ですね。聞かれたら通報ものですが...



これ以上愛を語っても仕様がないので本題に。前回と同様に、各カテゴリ(ジャンル)に分けて上半期を振り返ります。基本アルファベット順。
後編では計15作品の紹介となります。また、これは良い意味でも悪い意味でも多くコメントしたいなって作品は"Featured Works"としてまとめてます。
それでは参りましょう、Post(Metal/Hardcore) WorksExperimental Works、そしてBest Songs So Farの計3つのカテゴリとなります。

Post Works

こちらのカテゴリもやたら守備範囲広めです。ポストメタル/ハードコア付近をまとめてご紹介。
スラッジやらカオティックやら、色々な要素を一括りにまとめられる便利なワード、それが"ポスト"なのです。

まずはAlaskanさんですが、これは完全なスルメ盤と言えるポストハードコアです。スラッジの要素、乾いたメロディ、鈍く刺さるドラム、聴けば聴くほど味が出てきます。続くDirewolvesさんはConvergeを彷彿とさせるモダンでアグレッシヴなハードコアを展開。その爽快さは強烈ですまあ前EPの方が格好いいのですが Dirgeさんは今作でインダストリアル要素を削ぎ、今風なスラッジドポストメタルっぷりを披露しています。それでもラストのインスト楽曲からは、彼ららしさの光る魅力が垣間見えますね。Iseliaさんはジャケからも分かるようにエモくハードなコアを提供してくれています。完全に垢抜けたものの、何か郷愁を感じさせるメロディを紡いでくれています。ストリングスをもっと有効活用してくれても良かったんやで…?










Featured Works

私といえばBlut Aus Nord、Blut Aus NordといえばVindsval、VindsvalといえばGodfleshでございます。まあ当方1stしか聴き込んでおらず、中期~後期を踏まえての評価が出来ないんですが、全く衰えていないGodflesh節が堪能できるのではないかと。さすがのインダストリアルサウンドも健在ですが、モダナイズされたエッセンスも盛り込まれており、来る13年ぶりのアルバムの前哨作としての役割を全うした快作なのでは。

そして国産ネオクラスト、sekienさんですが、これは予想以上にクールだった一枚でした。なにかこう国産、しかもアンダーグラウンドシーンを彩る音楽領域だからこそ活かせる、くすみつつも滾るエネルギーが込められた、大正ロマンライクなサウンドが楽しめます。一辺倒ではない疾走感と高揚感、魂が湧きあがること必至です。何せライヴが凄まじいということで是非とも一度足を運んでみたいものです。いっぱいシンガロングパートでナーナーナーナナナーナナーしたいですね(提供: OR○NGE R○NGE)















Best Work: Audrey Fall - "Mitau"


このカテゴリでのベストアルバムはちょいと迷いましたが、2014年は今作で始まったところもあったのでこれをチョイスです。
今流行りの全編インストのポストメタルの様相を呈していますが、いやはやデビュー作品だとは思えない仕上がり。壮大な景趣絵巻が此処に在ります。
プログレッシヴな展開を盛り込みつつも、一貫したアトマスフェリックなコンセプトが翳らないように配慮、その絶妙な構成捌きにビクンビクン。気分は鰹ですね。

静と動(お決まりワード)をロック基軸にハードコアやシューゲイズなどのクロスオーバーした多彩なサウンドアプローチで表現、
全体的な色合いであるモダンメタルの聴き易さを最大限に活かしつつも、オリジナリティを獲得できているように思います。
透き通った世界観の中で、世の中の捉えきれないダイナミックな移ろい、伴う儚さとやるせなさを余すところなく音彩に映し出すことに成功しています。

シンセサイザーと沁みるギターメロディの兼ね合いは秀逸の一言。一音一音が丁寧に広がり、耳へと届くことでしょう。
クリアーなテイストとパンチの強さを兼ね備えた逸品。インストでありながら、その限界まで達した表現力に脱帽必至!今後とも追っていきたい新鋭バンドです。


Physical Order: Bandcamp
Digital Order: Bandcamp

Experimental Works

最後のカテゴリはエクスぺリメンタルな作品をご紹介。ここに該当する作品が一番多かったですね…
人工アンビエントからエレクトロニカまで、こちらもそこそこに広めに作品をあてはめております。

まずはAnneさん、前作と打って変わってシューゲイズから脱却、トランス要素の強いドリームポップへと変貌を遂げました。ただこのアメリカっぽさは個人的にアリだなと。伸び伸びとした作風故に、爽やかに聴き通せます。Dino Spiluttini/Nils Quakのスプリットですが、何より前者の手腕に驚きました。アンビエントを形作る中で如何にサウンド上での遊び心を導入できるかは非常に難しいところなのですが、それを難なくこなしております。対して後者、そしてFauresに関してはベテランともいえる人物ゆえに、聴き応えのある堅実なアンビエントワークを披露してくれています。NovaによるUltimae関係アーティストによる実験音楽コンピは、各々個性的な側面を魅せてくれる興味深い一枚でした。お気に入りはBrando Lupi、Murya。「実験音楽?」という方にはUltimae、オススメのレーベルです。ほいでWifeまあ前作EPの方がよかったよな(来日決定おめです)










Featured Works

さて上半期のオシャレ枠はFallgrappさんです。スロバキア発のアダルトかつムーディなエレクトロニカ。波のあるミドルテンポとストリングスの組み合わせ、煌々たる印象を付与するシンセサイザー、ダイナミズム溢れるオーガニックな表情をもたらすヴォーカリゼーション、これらが巧く混ざり合っております。なんせセクシーな楽曲陣なのでこれとワイン片手に女性とお話でもすれば、イチコロかもしれませんね(苦笑) たけうっちー…

そして今年の始めに個人的にハマったクラウト/スペイシーエレクトロニカプロジェクト、Whisper Roomさんの2nd。前作よりクラウトロックの要素が薄れた分、よりアトマスフェリックなスタイルへと移行、なだらかな音の曲線が肌をなぞります。ぽつぽつと浮き上がるサウンドが輪郭を創り、包んでいきます。入手した中でも上半期で最も内省的な作品といえるでしょう。私は1stよりこの2ndの方が好みですね。と同時に、Consouling Soundsさんの目利きには舌を巻かざるを得ない…素晴らしい。















Best Work: Mokhov - "Future Hope"


はい、このカテゴリ内のベストワークだけではなく、こちら上半期一の作品とさせて頂きます。ビバMokhov、エクセレントMokhov。
先行楽曲を聴いた時の衝撃をどう伝えて良いのか見当もつかず…。それほど今まで聴いてきた音楽に対する見方を変えてくれたアーティストでした。
シンプルさを極力まで研ぎ澄まし、優しさ穏やかさLOVE & PEACEなメッセージのみをド直球で伝えてくれるもんで、ポジティヴな衝撃故に戸惑ったものです。

反復する輝いたシンセサイザーを聴いていく内に、滲み出すどす黒さ、痛み、苦しみを糧としていた自分自身が浄化されていく感覚を覚えました。
その音数の少なさとは裏腹に面白いのはドラム、何よりベースラインのうねるリズム。ストレートな作風を壊さずもしっかり支えるその役割には聴き入ることでしょう。

俯き、†己†に降りていっては深いところで音楽を楽しむスタイルを採っている自分自身にとってより視界を広げてくれたザ・ブライテスト作品。
エレクトロニカらしさ、シンプルさを押し出しつつも、彼しか描けない音彩、情景をしっかり届けてくれます。今最も推したいアーティストです。


Physical Order: Bandcamp
Digital Order: Bandcamp

Best Songs So Far

はい、こちらは既にTwitterの方でも紹介しちゃったんですが、これら作品の中からとりわけびびっときた楽曲をご紹介。全10+1曲です。
アルファベット順、1アーティスト1曲となります。本当に素晴らしい楽曲ばかり。実は1曲だけストリーミング/試聴リンクがないのですが…


1. "Anathema" by Anathema, from 『Distant Satellites』

2. "Petrina" by Audrey Fall, from 『Mitau』

3. "Anxiety" by Dino Spiluttini, from 『Modular Anxiety』

4. "Vlasy" by Fallgrapp, from 『Rieka』

5. "Jhator" by Harakiri For The Sky, from 『Aokigahara』

6. "Origin" by Infestus, from 『The Reflecting Void』

7. "Opal" by Brando Lupi, from 『Passages』

8. "鵠" by sukekiyo, from 『Immortalis』

9. "Eigangrau" by Súl Ad Astral, from 『Afterglow』

10. "Dizziness Of The Sun: feat. Tujiko Noriko" by Vampillia, from 『The Divine Move』






[Best Song Of 2014 So Far]
"Echo Love" by Mokhov, from 『Future Hope』


しかしみとちゃんもかわいいのだ

浮気ではないぞ!ついついヒルナンデスのためにテレビを引き出してしまったりしますね。元気いっぱい、笑顔が良い、よく食べる。実によろしいです。

上半期まとめは以上です。とはいいつつ、次の記事は下半期に欲しい音源やこの記事を作っている間に購入した音源などを紹介したいなと考えております。
見返しても、ブラックメタル音源が少なく、実験音楽/エレクトロニカ音源がこと多いですね。最初のこのブログの方針は何処へ行ったのか...

急ピッチで仕上げた記事故に、あとでちょくちょく手直しする可能性もあります。毎度のことですが、ご意見等があれば是非お願いしますね♂

それでは次の記事で。次早めに上げられるかも…?。8月、9月は私の本命ともいえるアーティストの新譜が控えていたりします。見逃せませんね!