שְׁאוֹל - "Sepulchral Ruins Below The Temple" (2013)

イギリス発のデスメタルバンドによる1stEP。バンド名は英語でいう所のSheolに相当。
こちらは当ブログで以前取り上げたAntinomianのメンバーによるプロジェクトでございます。

このEPの前に出されたデモテープと違い、今回はマスタリングが行われ幾分とクリアな音質に。
Subvertio Deusから始まりブラックメタルをメインに活動している彼らですが、
このプロジェクトでは割り切っているようで暴虐なデスメタルワールドを繰り広げています。

地下臭ぷんぷんのくぐもったサウンド少しもたついているドラム、鈍く刻まれるリフがその最たる例。
今回はMalaghod氏がヴォーカルを務めているわけですが、なんとあのショッカーヴォイスはなく。
終始低く這いずるようなグロウルしか聞こえてきません。彼のファンとしてはプチ残念です。

それでも彼らなりにしっかりと分水嶺を見極めているあたりは流石だな、と感じます。
デスはデス、ブラックはブラック、という感じですね。だからショッカーではないのかもしれません。

ただ地下臭さがやたら強いため、このプロジェクトで彼らが何をしたいのかが未だ掴めず。
こちらは昨年あたりに始めたプロジェクトなんですが、果たしてこの先どうなるのか。
個人的にはAntinomianの方で気張ってもらいたいところ。2ndも画策中とのことですが…?


まあ良い意味でSheolとしての活動が息休め的なものであるのならば嬉しいですね。9月にライヴやるそうなんで割とガチっぽいのがアレだが
…にしてもSubvertio DeusといいAntinomianといいAdversaryといい、紹介し続けている俺はもう彼らの宣伝日本支部ともいえる立ち位置にいるのではないだろうか


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Iron Bonehead (LP), Invictus (CD) Bandcamp
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#2, "Deluge Of Tehom"


なので近いうちにatnman_unoff_jpに改名します