Altar Of Plagues - "Teethed Glory & Injury"

  • こんにちは、五条です。

最近は季節の変わり目ということもあって、ここモントリオールでも(大嘘)風邪が流行しています。
体調が崩れやすい時期です、くれぐれもご自愛のほどを。

今回はこちらの音源をさくっと紹介。
最近五条ネットワークでも反響が響き反り返っているアルタャャ・オビュ・プラャイグスです。

申し上げにくいもんですが、私過去音源に関しては(正確な比較が出来るほど持っていませんが)、
特に心にスマッシングパンプキンズと言うほどでもなかったんです。

ああいう「SVDでアトマスフェリックというワードが書かれた的を狙撃している」感は、
うーむ、と感じてしまいます。もちろん、過去音源が良作でないということではないんですが。




そう、今までの作品で我々は今回のアートワークよろしく自然にエビ反りしていたかってことです。

私はNOでしたし、だからこそ今作もスルー決めようと思ってました。しかし先行公開されていた"God Alone"を聴いて、少し心境が変化。
買ったキッカケはもちろん話題になってたからというミーハー部分も強いんですが、気になったら確かめるまでヌチャヌチャ(※ローション的表現を含む)するタチなので。

額に入れられたアトマスフェリックは消え去り、ダイナミックな衝動で作り上げられた粗い諸要素が研ぎ澄まされ、純粋な部分だけが結晶化した作品
全曲通して聴いた後の"God Alone"は既に知ってた"God Alone"ではなくなっており、全く形容し難いモノに。
この感覚は、近年のAsh Borer等にも通じますね。

人間らしさ、というものが重点的にフィーチャリングされてるように感じます。ダイナミックなのもだからこそかも。
過去音源が好きな方であれば動揺するかもしれませんが、私は逆なので「This...」と部屋の中で呟くほどでした。

どこぞでもAlbum Of The Monthをとったと言われてましたが、まあそういわずにAlbum Of The 上半期(これが和洋折衷である)いっちまえと。

まあそう言い切るにはまだ少しばかり時間がありますが、それでもそれほどの衝撃は私にはありました。スルーしなくて良かった…

最後に、やはり皆さんも声を大にして言いたいであろう言葉を、大きな声で。
















汚いなさすがProfound Loreきたない


 
 
[追記]推敲0を目指してましたが大事なことに言及するの忘れてたので。
楽曲名順にミスがあるらしいです(PxLxモノ)。

正式には5曲目が"A Remedy And A fever"、6曲目が"Twelve Was Ruin"とのこと。