2013年第一四半期ぽぽぽいぽい

・Intro
やだっ、そこは… おいおい、もうこんな濡こんにちは、五条です。まあ暖かくなってきましたね。

なんだかんだ既に四月に突入して怖いものです。ということで、2013年(年度ではなく)第一四半期の音源まとめを。
特に言うことないですね(ヘラ ゼウスの嫁さん(ヘラ



言うことない割にいくつか注意書き。

  1. 2013年にリリースされたフルレンス、EP、スプリットを対象。中にはリリースが昨年なのか今年なのか怪しいラインにある音源もありますが、特段そこまで気にしない感じで。明らかに昨年発のはあらかじめ省いてます。
  1. よく聴いたヤツが上位にくる再生回数に焦点を当てた方式です。お気に入りなのに発売日、入手日云々の関係でランク外の音源は最後に触れます。
  1. 期間の目安は1/1〜4/10辺り。集計も結構適当です。

完全にトシローのそれなので、朝ごはんでも食べながら気軽に見てやってください。そーいうことは”ウエ”に言ってくれねぇかな…?


10. Dir En Grey - "The Unraveling"

まあ好きなんで。発売日に届いてから結構繰り返し聴いてました。格好良いですよね。
もちろん再構築された楽曲陣も楽しみましたが、やはり新曲"Unraveling"は素晴らしいの一言。アハァン、新しいプレイねアナタ、なぁんて。

ただ完全生産限定盤、高い。そして"Macabre"とかのボーナス楽曲をこれだけにぶち込むという非道っぷり。

個人的にも"Macabre"の再構築版はTureにGreatだったと思うし、メンバー陣もそう言ってる。だったら尚更何故限定色強めるの感が。バンド側お金ないのか…?


ミニアルバムの様で全くミニでない濃度の高い作品。何はともあれ格好良かった。でもたかi(略


・Notable Song: Track 1 - "Unraveling"


9. The Phantom Carriage - "Falls"

―フランスのピョンピョンブラッケンドハードコアバンドの2nd。しかし、1stに比べ殆どピョンピョンしてない。
その代り、ドラムがドゥルルルし、音がグオーンなってメタル色がかなり強くなりました。ヴォーカルのコアっぽいピョンピョンヴォイスも薄れたものに。

しかしこの路線、アリと言えばアリ。メタリックなのも格好良いです。ただ、1stのあの「oh...」感が好きな人には少し物足りないかも。
良くも悪くも楽曲単位での光は大分鈍ってます。次回作ではピョンピョン成分がどうなってるのかに期待。

さておきメンバーが顔本とかでサタンサタン言ってるのはなんでなんだろう…。たちこめないDsOフォロワー臭。

・Notable Song: Track 1 - "Today We Stand"


8. Verwüstung - "Tunnel Ghosts"

―Airsの片割れによるドローン/エクスペリメンタルシューゲイザープロジェクトの4th(本人談)。
ブラックメタルの要素もちょくちょく入れつつ、ノイジーかつ粗い作風に。
初期はインダストリアルな側面が、中期は素晴らしいドローンゲイズ(勝手に呼称)が垣間見えましたが、今回はまた違う路線で。

長尺のドローンゲイズを持ってくるのはいつも通りでしたが、今回の楽曲は少し魅力に欠けていたかな?
ただ、ノスタルジックなメロディをひたすら聴かせる2曲目や、疾走感を持ったドローンである3曲目などはやはり良いです。
ジャンル区分が凄く疎いので語彙ないですすみません。

元よりそれほど過度に期待しているわけでもなく、好き勝手にやった果てにちょくちょく良い楽曲出してくれれば嬉しいなと。
11年に出したEP(本人曰く2nd)の衝撃は今でも忘れません。ので、なんだかんだ追って聴きます。
彼の既発作品の中では好きな作品ですね。

・Notable Song: Track 2 - "Dancing Souls"


7. Nickolas Mohanna - "Parallax View"

―こちらはブログで紹介済み。記事はこちら
現代的で浮遊感を持った実験音楽で素敵。酸っぱくて酢的。今のなしで

一曲目の掴みが完璧ではないかと思ってたり。聴き手を離さない点では手放しで評価したいところです。


上手い事言ってやったよ!!!

・Notable Songs: Track 5 - "Cascade"


6. Seirom - "Goodbye Cold Nights"

―オランダが誇るハイパーおっさん、Mories氏(Gnaw Their Tongues、De Magia Veterum)によるプロジェクト。
先に言います、一曲目は絶賛したい。
常にニーハイについて考えているはずの私がいつの間にかスタンディングオベーションをキメた楽曲。

過去のSeirom作品ともかなり作風が異なり、サイケデリックトランスの様相が濃いです。
昨年はフルレンス、"1973"が日本各地で絶賛されてましたが、個人的には断然この音源を推します。

ヴォーカルエフェクトが良いスパイスになっており、妙なグルーヴ感を発生させます。
アタシモダンな音質にょわくなっ†二のヵモ…?

ああ^〜たまらん^〜

1曲目は、曲単位で挙げれば今年トップクラスのお気に入り。

・Notable Song: Track 1 - "Goodbye Cold Nights"


5. Súl Ad Astral - "Súl Ad Astral"

―若手ブラックゲイズの1st。最近飽和状態にあるこのシーンですが、
これは良い。良い。大胆なメロディ回しを始め、既存のシーンで有りそうでなかったサウンドを展開。

メロディも後退することなく、AlcestやDeafheaven調のブラストビートと絡み合うブラックゲイズですねポピロン☆と思うのは前半。
後半には謎の図太いメロディラインと力強いクリーンヴォーカルが多発し、ブラックゲイズ交差点のシグナル振り切ってビュビュンです。

洗練される一歩手前が生むポジティヴポイントを改めて思い知りました。8曲目は溜息確実。嗚呼、シャイアが見える…。

誰がタカシ・バギンズや

・Notable Song: Track 8 - "Persona II; Solar"


4. Light Bearer - "Silver Tongue"

―なんか最早説明不要まであるポストハードコアを代表するバンドの2nd。
期待は期待を超え、気体となり奇態化、ヘンゼルとグレーテルは融合し相互の思考が相互を屠る…。そんな感じで待っていたのですが、
まあ素晴らしい。文句はもちろんありませんし、今年の代表音源の一角であると改めて納得。

しかしながら、名盤である前作と比べるとやはり衝撃度は低い。これはそこかしこで言われてますがその通りだと思います。
ただ、それは決してネガティヴな意味を持ち合わせず、緩やかに我々を捉えて離さない掌握サウンドが詰め込まれています。

次回作は四部作の中で最もダークな部分が露わになるとのこと。そう考えると、このハッピー指数振り切った作品が、より光を纏うかもしれません。
待ちに待った1曲目を聴いたときの感覚は大事にしたいですね。

Notable Song: Track 1 - "Beautiful Is This Burden"


3. Cult Of Luna - "Vertikal"

―CoL待望のフルレンス― とかなんとか言いたいところですが、このバンドそこまでDIGってません。
キッカケも(一方的に)慕っているフォロワーさんがヨイヨイというもんでして、手を出した次第でしたが、
てか良くね?笑 ってなりました。

作品を通して無機質さが前に出ていますが、サウンドが応じてそっけないということではなく、練られた構成で圧倒されます。そして無駄がない

高揚感もあり、静と動もあり、良いとこどりだね奥さんと言わんばかり。

ただ、ボーナストラックは是非別ディスクで頼みたいところだった。これは大多数の他の作品にも言えることですが。

いつの間にかへヴィ―ローテンション、そう、この感覚、あいうぉんちゅー(じゃかぁしゃ

Notable Song: Track 2 - "I: The Weapon"


2. Huldra - "Monuments, Monoliths"

―米産のポストメタル1st。ハードコア要素もあるのでしょうが、一応この表記で。
これはドデカい若手。非常に好み。

多くの楽曲は長尺で展開され、ドゥーミーかつへヴィネスな音を楽しめる仕様に。ピアノ等も交えて一辺倒に重々しくならないようにされてます。
ヴォーカルの唸り響く声質もマッチ。1stでこれだけの完成度、なんだかんだ聴いてますね。

でも確かに、メロディと展開の幅の狭さはあるかも。加えて長尺ですしね…。
ダレる、というリスナーの見解があっても不思議ではないかと。

さておき、今後も是非しがみ付いて追っていこうかなと思ってます。サウンドでここまで圧倒的なまでの迫り様は素晴らしい。
是非次回作ではヴァイオリン等の使用を。ワンチャン、ワンチャンあるでぇwwwwwwwwww

・Notable Song: Track 11 - "The City In The Sky"


1. Cortez - "Phœbus"

―スイス産カオティックハードコアの2nd。実に7〜8年ぶりらしい。
かっけぇ。超かっけぇ。(北島○介氏談)

1曲目聴いたときの「おおおおおおお!!?」感は凄かった。へヴィネス・オブ・ザ・イヤーまであった。
器用にかき鳴らされるギターに、器用にへヴィへヴィなドラミング、器用に器用なのか分からんが叫び倒すヴォーカル。

ハードコアって最近聴きだした領域なんで下手なこと言えませんが、来るぜ内なる衝動!ってなります。

あとジャケが素晴らしい。大切ですねこれ。
1曲目ですべてをかっさらわれましたが、残る楽曲陣も格好良い。良い。ダウンロードに飽き足らず、LP、CD、Tシャツ、この音源に関するあらゆるもの集めました。

ああ、特に書くことないや…(諦め

・Notable Song: Track 1 - "Temps Mort"

・まとめ
ブラックメタルとかしりません。
なにそれこわい。ナウでヤングなミュージックが好きなんです。


凄まじいまでにポスト○○が多い。最近耳が疲れてるのかもしれませんね。ニート期間を設けさせてください。
あと、ランク外ながら、

・Airs - "Adore"
・Ash Borer - "Bloodlands"
・Fabio Orsi/Pimmon - "Procrastination"
・Harrowing - "Shrines"
・Pensées Nocturnes - "Nom D'une Pipe!"
・Rorcal - "Világvége"

などを気に入って聴いてます。これらもちょちょいと紹介したいんですがもう無理。ブログつらい。手首食べちゃう。


そんなこんなな第一四半期発表でした。今度はもっとマシなブログにします。できませんがねムピョ