Nickolas Mohanna - "Parallax View"

・Artist Information
Country : United States
Creation : Unknown
Genre : Experimental Music
Label : Low Point

・Album Information
Year : 2013
Release-Type : Full-Length (2nd)

Tracks are

  1. Lands (07:52)
  2. The Bridge (07:11)
  3. Installation (06:50)
  4. Autopsy: Midnight Reader (02:56)
  5. Cascade (05:04)
  6. Down Yonder (06:56)
  7. A Room With Light Curtains (04:13)

Total Time (41:02)

・My Comments I
―歩き侍りは誰の為、あぁ〜ハイハイ、ポトフポトフ〜wwwwwwww

五条です、最近暇すぎて鼻からヤブ蚊が量産されています。


今回レビュー、というより紹介するのは我が故郷、ニューヨーク発実験音楽アーティスト、Nickolas Mohanna氏の作品です。
キャリアは不明瞭なんですが、作品のリリースは2010年あたりから始めているので、まあそんくらいなのではと。


ブラックメタルのアーティストと違い、長期間に渡って地下に潜伏、なんてことはしていないでしょうし。
―だが、それは五条の思い違いであった。そして同時に、この時の浅はかな考えに対し、五条は五条を弾劾しようとも思ったほどだった。朝は広がるものの、その一日自体は実に閉塞していた。



今回も、前回のSitしてShit、そしてその様に嫉妬するような洋式レビュー(作品は実に良いです)の時と同じく、
実に評価や考察が難しい音楽領域です。もう語彙ないワケ。アップルパイもレモンパイも区別つかないんだよ

・Comments II
―そろそろブラウザを閉じたかな?フフッ、このあまえんぼさんっ
サウンドの話に移りましょう。

まあ流石我が故郷New York出身だけあって、現代的/現実的な音像が特徴。
一番前に波を持った実験的なサウンド(A)を、後ろには徐々に広がっていくドローンサウンド(B)を配置し、ある種階層的ともいえるシンセサイザーワークが光ります。

サウンド自体が無色、ということではなく薄い色彩が空間に溶け込んでいく形であり、無機質とはまた違うテイストですね。
高いキーのシンセがそれを創り出しているわけですが、ドローンサウンドが基盤を成しているため、ゆったりと流れていきます。
違和感なく絡むムーディなギターも出過ぎることなく(A)と相互に反応し味を出していて素敵。

また、聴く時間帯によって様相を変えるのが面白いなと感じました。私には昼には白を帯びた匂いを、夜にはまばらに光るネオンのそれを纏うように感じまして。
それが現代社会である、というメッセージだとしても、皮肉なのかどうかといった、彼の含みを決定づけるには骨が折れますが。


あ、ボケてない


そんな意味深な顔せんで

・Generalization
―作品自体で魅せたいこと、芯はぶれていない上に、こういった音楽領域では珍しく一曲一曲に「目に見える」個性を感じられる一品。
ドローンが好きならば気に入るはずでは、という感じですね。

これを機に、ニコラス氏が所属しているLow Pointさんも漁ってみるといいですね。ここ£での購入になりますが。通貨単位変えろ


私が生まれ育った場所、ニューヨークには喧騒が蔓延っているイメージもお持ちでしょうが、やはりアプローチ次第では今の社会もこう見える、ということですね。










俺実家和歌山
エイプリィィィィルッ  フゥゥゥゥゥゥァ!!!!!!!!!!!!

・Listen
Bandcamp→ http://lowpoint.bandcamp.com/album/parallax-view