As I Lay Dying - An Ocean Between Us (2007)

昨年なんやかんやあったメタルコアバンドの4th。まごうことなき青春の1枚。

この4thのリリース前にクリーンVo.兼ベース担当であったClint氏が脱退し、
現在のAILDの要ともいえるJosh氏(通称助手)が加入。まだ彼が垢抜けてない頃ですね。

今作では新たに例の「Adam節」を創造する張本人、KsEのAdam氏がプロデュースに参加、
全てあの良くも悪くもブレない楽曲化するのではと懸念もされました。しかしそうはさせじと...
旧ヴォーカル兼プロデューサーであったTimの手腕が光ったわけです。「らしさ」を死守。


おかげで中和されたため、タイトな楽曲を作りあげるAdam節がポジティヴに活きております。
全体的に明るく、爽やかなチューンが駆け抜ける、五条一押しのAILD作品。
構成力や楽曲の完成度などはいうまでもなく5thや6thの方が完全に上ですが、
もう思い出補正で最高傑作だと確信しております。今リメイクしたらとんでもないものになりそう。


楽曲だけでなく、歌詞なんかもすごく分かりやすくてストレート。ラストトラックは名曲ですね。
さて、もうAILDは事実上活動停止状態ですが、残されたメンバーはどうやら新しいVo.を召喚、
別バンドとしてやっていく模様。果たしてプロデューサーとしても一流だったマッチョなしでどうやっていくのか。ヴォーカルなんか捨ててかかってこい
いやもう助手のクリーンメインのバンドにするか全編インスト物語→そうしてポストメタルへ... のどちらかで良かったような。ともあれ応援していきます。


Order
Physical Digital
Amazon Amazon
Check This

#12, "This Is Who We Are"

単純なのでラストのピアノでやられます(ナーーーwwwディスイズフーーーウィアーーーwwww